名作まんがは2行で語れる 進撃の巨人 ほぼ全巻99パーセントオフキャンペーン
進撃の巨人は、現在の若者たちが直面する圧迫感を拾い上げ、共感を呼び世界的人気を呼んだ累計8千万部の大ヒット作品です。
今の若者は 不安の中に生きている。
20代の友達は、「産まれてから一度も豊かな時代を経験していない
未来が見えない、将来が不安、だからお金なんて使えない。」とよく言っています。
若い方にこんな不安を与えてしまう、今の日本社会を作ったのは私達なのでしょうか?
ただし日本だけでないようで 2019年9月15日の日経新聞 米国版進撃の巨人の
出版幹部が、雑誌のインタビューでこう答えたそうです。
「今の若者は経済的にも社会的にも不安。治安悪化で子供は外で遊べず校門には銃規制の金属探知機。壁の中で生きているようなものだ。」
進撃の巨人 最終回に向けていろいろなキャンペーンを行っています。
進撃の巨人展 大阪ひらかたパークで原画展 2019年9月21日~12月1日まで
(東京六本木展は終了)
また進撃の巨人 ほぼ全巻99パーセントオフ最終巻まで一気に読もうキャンペーンが
行われています。
電子書籍サイトと連動したこのキャンペーン
9月18日までとなっているので、まだ間に合います。
読んだことない人、途中で挫折した人はこの機会に一気するのもいいんではないでしょうか?
あと数日ですね。電子書籍サイトDNNやキンドルで読めるそうなので、急げ!!
ヒットするエンターティンメントは2行で語れると諌山先生が、おっしゃったとブルータスのインタビュー記事に残っています。
「人食い巨人の出現によって、絶滅の危機に扮した人類の話」
諌山先生は、高校生まで過ごされた実家の大分県日田の岸壁のそそり立つ、岩山に囲まれた進撃の巨人の構想を得たそうです。
アニメやマンガばかり見ず、自然の中で想像力や観察力を育め
とはアニメ監督 宮崎駿さんのお言葉だそうだ。
そういえば、ドキュメンタリーのインタビューでも、おっしゃっていましたね。
私のお友達の、赤毛のアンの場面節制などを担当されたNさんに
「どうしたら、そんなに絵がうまくなるんですか?」
と聞いたたところ、「アニメやまんがでなく、身近にあるものをかたっぱしから
スケッチしなさい。」と言われました。
私達も、これから作品を書きつづける当たって、心がけたいですね。
今の自分の置かれている状況、その向こうに思いをはせること
ヒットの種はそんなところに潜んでいるのかもしれません。
WEB連載まんが 無料 IT企業のまんが業界参入
先日、秋葉原ヨドバシカメラ前でこのような、小冊子をもらいました。
まんがUPというまんがアプリに掲載されているまんがの小冊子です。
おまけにウェットティシュも入ってました。
WEBアプリといっても、紙でまんがの小冊子の広告の配ってるんですね。WW。
ちなみにこの小冊子、ブログやSNSに掲載しても問題ないと、スタッフの方に許可を
もらっています。
連載している、まんがは、主にSQUARE ●NIXの作品みたいです。
そして、毎日更新 無料がうたい文句となっています。
(同じまんがじゃなくて、違うまんがが、毎日更新されるということかな?
毎日このアプリを開くと、何らかの違うまんががよめるということですね。)
WEB業界では、タダ商法が蔓延していて、広告をつける、もしくは続きを有料で
買ってもらうというやり方が主流になっているようです。
個人で描いていて、毎日更新は、難しいですよね。
・・というわけで、もちろん、中身を確認してみると
作家が一人で考えた作品が掲載されているわけではありません。
こちらに掲載されている作品、ほぼすべて
原作 マンガ キャラクターデザイン
と、分担して製作されたものです。
ということは、おそらくIT系企業が、現在ヒットしている、まんがの、ストーリー、舞台、キャラクターを分析してマーケティング担当者が、おおまかな内容を決めて、ライター、新人の絵のうまい漫画家、人気のあるキャラクターに寄せたキャラクターデザインをするデザイナーと、集めて描けば売れるものを作れると思って製作しているものだと思います。
ただで配信するのですから、ベテランの原稿料の高い先生にはお願いできないですよね。でもマーケティングしているのだから、プロの漫画家力なんて必要ないとおもっているのかもしれませんね。
私が思うに、戦わなくてもOKかなと思います。
WEBという新しいメディアに無料で毎日掲載する以上、このような政策方式は時代の流れですよね。これはこれで、新しいまんがの形と思います。
しかし、まんがの良さは、映画1本を、役者、脚本、映画監督、衣装、時代設定
舞台を一人で作れるというのが魅力で醍醐味でもあります。
紙媒体のほかにWEB、デジタルという掲載の場が現れた。それぞれのやり方で、読者を増やしてまんが業界が発展していけばいいなあと思います。
ネットでまんがの仕事を受注する
紙の本が売れない?それならデジタルの海に泳ぎ出そう
紙の本が売れない・・ということで、出版業界から、嘆きの声が
上がっていて、久しいですね。
漫画家も、本が売れず、販売部数が減ったり、休刊になり、突然仕事が
なくなったりして、もうダメだなんて絶望する声を多く聞きます。
でも、2019年9月3日 日経新聞の記事にこんなのがありました。
「自分から企業にアプローチすることができる仕組みだから、収入が安定するようになった。」
漫画家のKさんは「クラウドワークス」という個人で働く人と企業を会社を利用して
事業会社からサービス紹介の漫画を毎月1~2本請け負っている。
月収は登録前に比べ「2~3倍に増えた」と話す。
3年連続増収企業
1・クラウドワークス
2・フォーサイド
他 クリエイターとのマッチングサイトで有名なランサーズなどがありますね
紙が売れない?インターネットあるじゃないか!
仕事の手が空いた、今月暇、商業誌以外で腕試し・・と考え、このようなサイトに
登録して、雑誌の動向に右往左往せず、腕に覚えのあるまんが家さんたちは、自分から企業にアプローチしていけばよいのです。
注意点として、仕事の全体にかかるボリューム、時間を確認すること。
仕事が来てうれしい・・と安く受注しすぎると、製作時間に対してかえってマイナスに
なってしまうこともあります。
企業の担当者はまんがの製作方法をよくしらないので、進行上トラブルになることが
あります。まんがの製作工程はとても複雑なので、始まる前によく説明することが必要です。
とはいえ、企業やインターネットの世界では、まんがのポテンシャルに注目しています。
デジタルの海に泳ぎ出して、どんどん仕事を受注していきましょう。