まんが依頼.com marisanas diary

まんが依頼.comの活動 真田の作品発表 愛犬のことなど

          8月4日ブログをリニューアル中です。

まんが家と確定申告 正しく申告、賢く節税

気がつけば、もう10月あと2か月で今年も終わりです。

まんが家は小規模事業者個人事業主なので、確定申告しなければなりません。

ゲージュツ家がお金のことを考えるなんて・・といっていられたのは
今は昔の話。

漫画家にも、経理能力が求められる時代になりました。





自由業者の、確定申告には以下のやり方があると思います。

①税理士にたのむ。
収入や、領収書を全部丸投げすれば、すべて計算して提出すればいいように
してくれます。ただし、依頼料が高いです。
(真田調べでは、30万~)

(クリエイターの、税務に詳しい税理士さんにお願いするのがいいみたいです。)

青色申告会に入る。(真田はこれでやっています。)

自分で、収入、支出を管理し記帳までします。
青色申告会では、記帳のやり方を教えてくれ、間違いがないかチェツクしてくれます。

月の会費は、2019年現在 3千円ほど(値上げするみたいです。)
私はツカエル青色申告というオンデマンドソフトを借りているので
プラス 12000円ほどかかります。

自分で定期的に申告会にいって、帳簿をチェツクしてもらいます。
けっこう面倒ですし、混んでいるので、思い通りに時間がとれないこともあります。

月の会費がお手頃なので、不自由は仕方ないというところでしょうか?




③すべて自分でやる。
最近は、よい申告用ソフトもあるので、打ち込めばソフトで決算の計算までできます。
白色申告なら、この方法でよかったですが、なくなるそうなので、これからは、みな
青色申告になりますね。
白色はアバウトで許されましたが、青色ではちょっと、厳しくなると思います。

個人でやるなら、やよいの青色申告がお勧めです。




若い漫画家さんや、忙しいのだけど、経理をやる暇がない。税理士さんを頼むほど

収入がないという方には、②の方法をおすすめします。

自分の地元の青色申告会に連絡すれば、入会の仕方を教えてもらえます。

自分でやってもいいのですが、税金の計算はいろいろ複雑で、わからない事も多いですよね。


そうでなければ、確定申告時期でないときに、税務署にこまめに行けば、税務署の
方が親切に教えてくれます。早めに対処したいですね。



実は先日、若い漫画家さんが、忙しくて5年以上確定申告しなかったところ

税務署の手入れが、入って、貯金通帳、原稿料すべて差し押さえられてしまいました。

そのため、仕事をするためのアシスタント料を払う資金がなく、家賃も払えず、
途方にくれてしまいました。

忠告していたのですが、甘く見ていたのだと思います。

それで、どうしたかというと、今後の税金を支払うための、資金計画を
提出し、一般の仕事(バイト)などをして、給料証明を提出して
凍結された 貯金解除してもらいつかえるようになったそうです。


今何もしていないかた、10月のこの時点で対策していきましょう。

※私もデビューしたころ、税金のことがわからなくて、とても苦労しました。

まんが家がデビューしたら確定申告が必要なのは
わかっているのだから、新人マンガ家には、編集さんがそういうことも教えて
サポートするべきでは?と思っていたこともあったんですが・・

編集さんは、サラリーマンでお給料をもらっているので、確定申告する必要は
ないんですね。
なので、こういうことは、知らないというのが今はわかりました。

でも、まんが家になったら・・という税金講座などは年に一回くらい

開いてくれたらいいのになあ。

その時、税務署や、まんがの経理にくわしい税理士さんの相談会など

出版社がひらいてくれたら、WINWINだと思うのですが。

しかし、現在そういうことは、ないので、税務のことは、税金に詳しい人に聞きましょう。

クリエイターさんに、優しくわりと安価で対応してくれる税理士さんもいるようです。



今現在、きちんと帳簿をつければ10万円の所得控除
通帳の残まで、ぴったり合わせれば65万円の所得控除を受けられます。

自分でやる理由としては、お金の流れをきちんと把握しておきたいと
思っているからです。
どこでどのようにお金を使ってるか、なにが経費になって何がだめなのか?

今後の対策も立てやすいですからね。

自分はどういう方法がいいか、いろいろ調べて決めるといいですね。

8月4日ブログをカスタマイズしました